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株式会社ゴリップ(京都市下京区)は、韓国料理サムギョプサル専門店「ベジテジや」を経営している。「世界中にサムギョプサルを伝える」を合言葉に、２００５年に創業し、現在京都や大阪を中心に２２店舗を展開。サムギョプサルのおいしさを日本に広めるため、３０種類のトッピングと一緒に豚肉をサンチュで「包む」食べ方を提案してきた。谷村昌樹（たにむら・まさき）さん（２５）は２００７年から同社でアルバイトを始め、２０１１年に入社。ファストフード型店舗「サムギョプサルファクトリー」の事業部長を経て、管理本部部長として販売促進や顧客管理、広報に携わる。谷村さんに学生時代から現在に至るまでの道のりについて話を聞いた。.



＝どのような学生時代を過ごしましたか..

１年生の冬からはじめた「ベジテジや」のアルバイトが生活の中心でした。.
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２年生から３年生にかけて新店舗の準備に関わるようになり、.
格好良い大人だと思える社長や社員の近くで一緒に成長したいと考えるようになりました。.
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各店舗に１人いるアルバイトリーダー同士で切磋琢磨したり、.
後輩と交換日記をしたりして向上心のあるチーム作りに励みました。.
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思い切りアルバイトをするために大学の講義を真面目に受け、.
単位はしっかり取ろうと決めていたので、.
勉強との両立で悩んだことはありませんでした。...
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＝就職活動をしていくなかで、アルバイト先に入社を決めた経緯を教えてください。..

４年生になり周りが就職先を決めていくなかで、働くイメージができず、.
このまま就職して良いのか、珍しく真剣に悩みました。.
気持ちを整理するため就職活動を全てやめ、.
どうやって生きていきたいかを考えたところ、.
楽しく生きていきたいという答えが出ました。.
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自分にとって楽しい場所とは成長して上を目指せる場所だと気付き、.
自分の中のもやもやした気持ちが晴れました。.
就職はゴールではなく、第一歩に過ぎないと思います。.
どんな場所で何のために一歩を踏み出すのかが大切です。.
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僕の場合、将来独立したいと考えているので.
「社長が近いこと」「チャレンジができること」「スピード感をもって成長できること」.
を条件とし、再び就職活動を始めました。.
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いくつか候補が絞られましたが、.
この時点ではまだ自分の中でアルバイト先に就職するという選択肢はありませんでした。.
就職活動から逃げて流れのままに入ったと思われるのが格好悪いと思っていました。.
しかし、他人の目を気にせず考えると、ゴリップは自分の理想の企業のひとつだと気づきました。.
さらに、既に社長や組織と分かり合えているぶん、スピード感をもって成長でき、.
すぐに中心で仕事ができると考え、入社を決意しました。...
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＝座右の銘と学生へのアドバイスをお願いします..

「頼まれごとは試されごと」という言葉です。.
初めて言われたのはアルバイト時代で、.
代表に缶コーヒーを買ってくるよう頼まれたときのことです。.
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いつもの微糖が売り切れていたので、.
代わりにブラックを買っていったところ、.
代表に「バカヤローか！」と言われてしまいました。.
申し訳なさそうに安直な代替案を出してくるくらいなら、.
相手がひっくり返るくらい違う商品を買って期待を超えるべきだ、.
と教わりました。.
例えば、コーラを買っていけば、相手は笑ってくれるかもしれません。.
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それ以降、相手からの依頼は自分への試練であり期待されているということだと考え、.
それに１２０パーセントで答えて相手を驚かせることに喜びを感じるようになりました。.
学生時代は時間が山ほどあるので、.
やりたいことを思いついたら何でもすぐにやってください。.
できない理由はなく、.
自分でやらない理由をつくって後回しにしているだけで、.
やろうと思えば学校の勉強もアルバイトも遊びも全部できるはずです。..